かがわのえんげきコラム

【さぬきブルーアクト】
高松市芸術団体協議会から広がり、香川県内ひとつのプロジェクトが出来ました。
演劇関係の方々もご賛同としてお名前が並んでいます。
香川の文化を演劇だけでなく他芸術団体とのつながりを大事にされていると思います。
https://www.s-blueact.com/

【ご案内】
新型コロナウイルスの影響で公演の延期や中止を余儀なくされています
「かがわのえんげき」では、今をお伝えしようとしつつ、この混乱に追い付いていない現状もあります
公演の延期や中止は、それぞれの団体の方々にお問い合わせ下さい
まだまだ状況が混とんとしていく様に推測されていますが
各団体の応援の立場として
これ以降も、情報発信はしていきたいと思っております
ただ、主催者側の皆様にも
万全な準備を経て心ある配慮をなさって下さいますよう
心からお願い申し上げます
やっぱり、香川県の演劇って良いなあと思ってもらえる活動を続けて下さい

訃報　テレンス・マクナリー氏　新型コロナからの合併症で死去

素晴らしい作品をこの世に残されました。
ブロードウェイでの劇作家活動をスタートされ、映画化された作品も多く、次の世代に多大な影響をされた人物。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
　　　　　恋のためらい　フランキーとジョニー
　　　　　蜘蛛女のキス
　　　　　フル・モンティ
　　　　　アナスタシア
　　　　　キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
　　　　　イッツ・オンリ－・ア・プレイ
　　　　　愛！勇気！同情！
　　　　　マスター・クラス　　　（順不同）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1938年～2020年3月24日（劇作家）

消費税、増税！
飲食料品が８％、以外が１０％・・・。
舞台にかかる費用も税抜きでお願いしたいほど・・・計算すると、すごい金額になります。
ぜいたく品では無いと思うが・・・。

年号の変わる年。
変動のある都市になるのでしょうか。

人生観だけではなく、文化、芸術、教育の側面を持った「演劇」。
皆さんの環境の中に取り入れていただくきっかけに、
そして、懸け橋になれる活動を目指します。
みなさまにとって、素晴らしい一年になりますように。
本年もよろしくお願い致します。

今年の夏は本当に暑い！
連日３５度を超えたり、台風が日本列島を東から西に進んだり、今年は前代未聞の夏になりました。
屋外でなく、劇場公演が多いので、気温はさほど影響もなさそうな演劇の世界ですが、演劇好きの方は高齢の方も多く、移動も含めやはり熱中症に気をつけてほしいです。
家でお一人でお過ごしより、
どうぞ、涼しい劇場で、空間を共有し楽しんで頂けたら良いですね。

あけましておめでとうございます
「２０１８年スタート」
「かがわのえんげき」を覗いて下さって、ありがとうございます。
皆様にとって、良い一年になりますように、関係者一同、ますます頑張っていきますので、今年も、いえ、来年も、再来年も、宜しくお願い申し上げます。

「香川県に演劇見に来まい！！！」
暑い夏の今年。香川県の演劇も暑いです。
新しい劇団が出来たり、劇場や教育現場での演劇やミュージカルの企画上演が広がっています。
香川県に来まい、おいでまい！

かがわのえんげき、３年目に突入！

おかげさまです！３年目に突入。いえ、実は２０１４年には準備会となっていますので、もう４年を迎えます。
関係者の方々、演劇情報、ありがとうございます。
ご興味を持って下さり、ホームページを覗いて頂いて、ありがとうございます。
ここから、これから、まだまだ広く深く長く・・・。
これからもよろしくお願い致します。

けせらせら・・・役者さんの本音♪

上手いって何だろう
リアルって何だろう

何からスタートしたら良いんだろう
舞台・・・自分にあったものを探しています

公演を出来る！PCRで一人でも陽性者がでたら、これだけの期間が一瞬にしてなくなります。
千秋楽が出来た時には、言葉に言い表せない達成感、開放感に感動の涙が出ます。

役者をやめて、里に帰る人もいます。
withコロナ・・・
プロ、特に高齢者はきついです。バイトでつないでいます。

私、演じる事しかできないので・・・。

役者で食べていけるとは思わないですよ。演劇学科に進んでから、何が出来るかを考えます。
食べていく感覚があったかどうか、遠い昔なので忘れてしまいましたが、
時代や世代で、考え方も違ってきます。

１　声　　　２　姿　　　　３　演技　　　　って？

仕事を優先？親の事優先？舞台を優先？
稽古場で言い訳の毎日。聞く方が疲れるなあ。演技の話をしたいなあ。

地方では、演劇のスタッフが稽古を見ないで、本番を迎える人もいるそうです。
忙しい？その程度？・・・認めてもらえていないのかなあ。

劇団している人と、プロデュースにのっている人とでは、役者の考え方も違うなあと思います・・・。

年だからって言えない。８０歳過ぎても生声を聴かせられる化け物、いえ先輩方がうようよいます（泣）

役者冥利に尽きます。そう思える出来事で続けられるんです。

使って下さい！

やっぱりにおいですかねえ。でも、抱き合います。愛を表現します。

個性なんですかねえ。僕の方がうまいと思うんですが、負けました。・・・ひがみです、はい。

劇団枠を超えてお芝居をしました。役者としてすごく勉強になりました。劇団での活動に生かしたいと思いました。

この役が欲しいです！好きな役なんです。この人が演じたいんです。私じゃ無理ですか？

本番より、バラシで張り切る役者は僕です！（＾＾）/終演後が一番アドレナリン分泌されてます。

仕事で忙しくて、　稽古場に行けないんです。言いわけですが。　　　

本を読む力は、自分の感性で良いけど、演劇はみんなと感性を合わせる空間に居合わせる事なんですね。

あれ？出来たと思うと、役が離れている。
瞬間瞬間で変化していくのが、役作りなんだな。

拍手。
観客からの拍手は手ごたえのバロメーターなんです。私、拍手で泣かされてしまうんです。そんな時、役者をやってて良かったって思います。でも毎回そんな拍手を頂けるわけでないので、もっともっとって思うんです。

悲しいかな・・・ＦＢの「良かった」を鵜呑みにするなかれ！（Ｔ　Ｔ）

名言・・・先人たちから、励まされてみる！

治安の悪いニューヨークを舞台に、ドラッグ、エイズ、貧困の中人生を思い悩む若者たちの群像劇での一言

　「戦争」の対義語は「平和」じゃない！
　　「創造」だ！

拳を振り上げ歌い踊るエネルギーは、コロナ禍で、芸術は不要不急の産物か！との問いに何かを感じる。きっと誰にでもそんな瞬間がある。

　　　　　劇作家　ジョナサン・ラートン（1960年2月4日 - 1996年1月25日 35歳）

「劇場に足を運ぶ観客には言わず語らずの部分を想像力で補う能力がある。多くの人が劇場にひきつけられるのは、この〈神秘〉であり、それを解き明かしたいという願いのためなのである」

フセヴォロド・メイエルホリド（1874年1月28日～1940年2月2日）
ロシアの演出家・俳優。ロシアおよび革命後のソビエトにおいて、挑戦的ともいえる不断の演劇革新運動を展開した。ロシア演劇・現代演劇における最高峰の一人である。フセボロト・メイエルホリトとも書かれる。
ヨシフ・スターリンの大粛清で犠牲となった。（Wikipediaより）

100年前の日本人は、疫病とどう戦ったのか？　
スペイン風邪が猛威をふるった100年前。作家の菊池寛は恰幅が良くて丈夫に見えるが、実は人一倍体が弱かった。そこでうがいやマスクで感染予防を徹底。その様子はコロナ禍の現在となんら変わらない。スペイン風邪流行下の実体験をもとに描かれた短編「マスク」

　　　菊池 寛（1888年12月26日 - 1948年3月6日）小説家、劇作家、ジャーナリスト
　　　香川県高松市生まれ
　　　実業家としても文藝春秋社を興し、芥川賞、直木賞、菊池寛賞の創設に携わった。

　　　　　　　　　　　チャールズ・チャップリン　-　１８８９～１９７５　-
　　　　　　　　　　　　（俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサー、作曲家）

人間よくなるも悪くなるも一寸の間

　　　　　　　　泉 鏡花　作家・脚本家　1873〜1939

自分の主義に
あまりにも強く固執するならば、
誰かを理解するのは難しいでしょう。

　　　　　アガサ・クリスティ1890年～1976年）（作家）

劇団は社会的な存在です。我々は利益の蓄積を求める「企業」ではなく、社会の豊さに貢献することを目的とした「劇団」なのです。

　　　　　　浅利慶太 1933年～2018年（85歳没）

1000回やると飽きるんだったら
役者なんか辞めろ

　　　　　　　　浅利慶太 1933年～2018年（85歳没）

Action is eloquence
行動は雄弁である。
　　　　　　　　シェイクスピア（作家・演出家）

ものごとを見事にやることだよ。
「もう１回それを見るためならお金だって払う。」
と言われるくらい見事にね。

　　　　　　　　ウオルト・ディズニー（作家・演出家）

「名言」

役者を殺すにゃ、刃物はいらぬ
ため息ひとつあればいい

演出家がしてはいけないこと

　　　　　　　浜畑賢吉（俳優・大阪芸術大学教授・舞台芸術学科長）

最終的には、その役者の「人間」みたいなものが問われてくるでしょうね。
「魂」というか。
だから、僕は死ぬまで修業じゃないかと思ってますよ。

　　　　　　　仲代達矢［なかだい・たつや］（俳優、俳優養成塾「無名塾」創設者、1932～）

無視できないくらい、うまくなれ。

　　　　　　　　スティーブ・マーティン(脚本家・コメディアン・俳優　 1945年～ )

一夜にして成功を収めるには、２０年かかる。

　　　　　　　　エディ・カンター(コメディアン・俳優　 1892年～ 1964年 )

素晴らしい人たちと、一緒にいることが大事
「観客が素晴らしいと、演じている方も新しいことを発見して成長することができるものなんだよ」

　　　　　　　　ロビン・ウイリアムズ （コメディアン・俳優　1951年～ 2014年）

しばしば、とんでもない悲劇が
かえって笑いの精神を刺激してくれる。

　　　　　　　　　チャールズ・チャップリン　　（喜劇俳優）

才能に恵まれた人など、いくらでもいる。

才能があってよかったと言うのは、目があってよかったと言うのと、
大した違いはない。

それよりも大事なのは、忍耐力があるかどうかだね。

　　　　　　　　　　ノエル・カワード（1899年 - 1973年 )
　　　　　　　　　　イギリス・ロンドン出身の俳優・作家・脚本家・演出家・劇作家。

多くのことをするのは易しいが、一事を永続するのは難しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ベン・ジョンソン　（劇作家　１７世紀）　　　　

期待はあらゆる苦悩のもと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シェイクスピア　(英国の劇作家、詩人)

やらなければならないことと、
やりたいことは違う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　植木等（俳優、コメディアン、バンドマン）

自分自身を信じてみるだけでいい。
きっと、生きる道が見えてくる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゲーテ　（詩人、劇作家、小説家）

来世に希望をつなぐ信仰などよりも、
現世をよく生きたということが、安心の種になるのではないかと思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菊池寛　　（作家　劇作家）　　

それはもう、始めればいいのだ。魔法のような始め方など存在しないのだから。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アーノルド・ベネット(劇作家）

やくしゃのお仕事・・・真剣勝負

リモートは映像の世界
舞台役者はどう向き合うか、どう生き残るか

コロナ４波。
今年も出演箇所が少なくなりそうな予感。
芝居が好きで、演劇が好きで、でも、運営は苦手・・・言うてはおれんです。
自分で動かないと何とも出来ない。

オンラインでの演劇、新しい形での演劇がスタートしました。
新しい事ですが、早く元に戻ってほしい。

コロナにおびえていた時から、受け止める時になってきました。新しい時代を担おうと思う。

だれでもすぐかんばんをかかげられる。あきらめたら、おわり。

一人の役者は、稽古は決まった時間ですが、一日中、頭の中で役を感じてる。
二人目の役者は、稽古だけに集中している。
三人目の役者は、以外の事も熟していく。
はじめは一人目でなければいけないけど、正しいだけでは、役者にはないのかもしれない。

劇団もプロデュースも、やろうとしている事に、地方も大差ないことをしていると思う。
だけど、役者は違う。真剣な人は東京に集まる。

初日で、役を降ろされる。
商品になりえなかったら、当然の出来事です。
ツアーも常にオーディションと思っています。

やくしゃのお仕事・・・真剣勝負

役者はいろんな人になります。その為の準備が必要です。
猫背にもなるし、ハト胸にもなります。でも大事なのは、なぜ猫背になってきたのか、

背景を想像する事なんです。

未経験者の方が良い時があります。何をやってきたのだろうと、自分に口惜しい時があります。
それも、次への励みに！

させて頂いた喜びを伝える。させて頂く感謝を知らせる。

ハロウィン🎃シーズン。
唯一メイクしたまま、コンビニに行ける・・・しませんけど。

掃除力、清掃力、コーディネイト力・・・脳を整理整頓する力

大衆演劇は、稽古＆舞台＆生活。生活そのものが舞台。ベースがあるので、ぶれないですね。

メンタルトレーニング。

愛される役者。応援してもらえる役者。また仕事をしたいと思ってもらえる役者。

観察。

アップは、１ステージ後程のほぐれた状態を作ること。

身体表現なんだよな。声も指先も口角も背中も髪の毛さえも。

ニュートラルを心がける。

日々の中に磨かれていくヒントがあるんですね。

役が付いて、本番が決まったら、生ものは食べないんですよ。

かがわのオノマトペ・・・さぬき弁ＬＯＶＥ

なんちゃ、こわない
　　　　　　　　　→　　何にもこわくない

　　　勇気をもってチャレンジしてください♪
　　　

おちゃがまけるで

　　　まける→こぼれる・・・負けたりしませんね

よっけできよるきん、めんめでわけてたべ

公演での差し入れ。必ず食べさせてあげたいと思ってくれる目上の方の暖かさ。
感謝です。

「こまいときからおとっちゃまでよいよじょんならんかったけんど、まあ、じょうとうじょうとう。」
　　　　　　　　　　　　　・・・小さな時から怖がりで本当にどうしようもなかったけど、まあ、立派になって。」

　　　　　世話をしてくれる地域の人たちは、そう言いながら、何かを食べさせてくれる。
　　　　　まだまだ、そんな文化が残っているのが、香川県です。

「はがいわあ、うまいこといかんと、すぐどくれる！」・・・腹立つ！うまく行かないと、すぐふて腐れる」

「おとっちゃま」・・・子どもに使うかがわ独特の言葉ですが、舞台前は、特に初演前は、こうなっても仕方がない。

なんちゃない
どこっちゃない
だれっちゃおらん
「っちゃ」って・・・かわいい

まんでがん、むつごい

料理も、演技も、もう一度味わいたいと思ってほしいなあ

さぬき弁ではありませんが、漁師の家の女たちが、瀬戸内の魚をサイドカー自転車で地域に配達し、その場でさばいてくれます。

その名も「いただきさん」。

讃岐の文化を残していきたい。

お漬物が美味しい時期になりました。

「つけたん　浅いけん、こんこ、こわいげなわ」
　　　　　　（（家で）漬けたおしんこだから、固いみたいよ。）

「これ、かいて」
　　　　　　（これ、持ってください）
「どっちゃかいていくな」
　　　　　　（どこへ運びますか）
「あっちやきん、はよそこかいて」
　　　　　　（あちらへ。早くそちら側を持って下さい）
「ほんまかあ。これかいたらいぬるで」
　　　　　　（本当に？これ持っていったら帰らせてね）

「ほっこやのう」

関東では「ばか」、関西弁では　「あほ」
ふざけて言われても、その土地の人は愛情と感じる事もある悪口。
さぬき弁はニュアンスが柔らかいものが多いなあ。

「なんができよんな」
「うまげなもんやのう」

会話が成り立っていそうですが、実は
「なんができよんな」は「こんにちは」という挨拶。
そして「上手にできたね」とお褒めの言葉。

ぜひ、若者もご使用いただきたい♪

「まっつくつい」は「似ているの」最上級。そっくりって事です。
「つい」は「似ている」
「まっつい」は「もっと似ている」

「からだ、やわいの。」「やりすぎてへしゃぐなよ。」

「おとっちゃまやのお。」

「はがいなあ。わやにするんわ、わるそがするんぞ。」・・・怒ってますねえ。

「おっぱして。」
「しゃんしゃんあるきないよ。」

さらなんがんいた・・・分かる人は根っからの讃岐っ子

「こんきんかかん。かかんきんこん。」
大きな声で言ってみよう！

Ｔｏｉ　ｔｏｉ　十色・・・スタッフさんの生声

音楽・演劇・舞踊・・・専門の者たちが劇場を特別視し、一般に開放されない特別な場になってしまった。
と、言われてしまう時代に入った。

劇場に足を運んだことのない人たちに、
夢を見出すことを考えていかねばならない。

雪駄、足袋・・・私たちも履いています

「演劇はどこでも出来る。」多目的なホールが増えると、古典が出来ない。
所作台、花道・・・仮設できるものと出来ないものがある。
　日本のアイデンティティをどう考える？
　アート支持者も良いけど、
舞台人も勉強しろよ！

仕事が無い。収入が無い。どちらが辛いか。
仕事がしたい。
コロナ禍で気づいた。

「何が正しい！がないのが演劇。」これをどう解釈するかだね。

「演劇を志しても、食べていける保証はない。保証が欲しいなら、諦めた方が良い。」

「舞台監督と、演劇の舞台監督は違うんだよ。稽古につく時間は全く違うね。」

「演劇バカは、飲むと必ずケンカしてますよね。でも、最近はそんなに骨のあるやつも減ってきたんすけどね。」

「自分の役だけでなく、全曲、おぼえて下さい。」

マイクを付ける時、みんなの「気」を感じます。頑張れ！

何でも良いけど、ちゃんとやっていこうよ。

みんな食べるのは大変ですよ。Facebookでつながっただけで、プロみたいに言ってるやつら多いんっすよ。

舞台でもまれた人間は、信頼できる。

劇団の良い芝居創ろうってエネルギーがあったら、俺らも頑張れますわ。
だって、劇団って貧乏ですやん。お金ちゃいますわ。 －あるスタッフから-

「ああ！頼むから、サスの中に立ってくれ～（T T)」
役者のミスが、照明のミスに思われるのが納得いかない照明より。

舞台監督の独り言
素人とベテランの狭間の役者さんが一番怖いので、注意しています。
慣れていても、許可なく機材に触るのは勘弁してください。

「関わらせてくれて、ありがとうございます。」

メイクポイント
「日焼けは、メイクがのりません！水おしろいが助けてくれます。」

先日伺った演出家の言葉
「不器用で良いんだ。器用は続かない。不器用に続いたものが掴めるんだ。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上です！

衣裳に身体を合わせて下さい。
本番以外で、「汚れる」、「シワになる」行為はご法度です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上です！